取締役辞任
オリンパスの損失隠し問題で、不透明な資金の流れを指摘して社長を解任された英国人のマイケル・ウッドフォード氏が 11月30日(日本時間1日)、自らの取締役辞任を表明するとともに、社長に復帰するため会社の支配権を争う委任状争奪戦(プロキシファイト)を仕掛ける 考えを明らかにした。近くオリンパス側に臨時株主総会の開催を求める。一連の問題は、新旧の経営トップによる全面対決に発展する可能性が高まった。
同氏は「再生への道」と題する声明で、「新経営陣への早期刷新を促すため、私自身の辞任が必要不可欠と判断した」として、高山修一社長ら現経営陣と一線を 画すための辞任だったと説明。併せて「過去の過ちを反省し、臨時株主総会後に身を引くという最適の選択を願っている」として、現経営陣に自発的な辞任を求 めた。
さらに、滞在先のニューヨークで開いた記者会見では「できればオリンパスを率いていきたい」と社長復帰に意欲を示した上で、「新経 営陣の候補者を提案すべく、あらゆるステークホルダー(利害関係者)と連携していく」として、委任状争奪戦を仕掛けることに言及。来年2月までに臨時株主 総会を開催することをオリンパス側に求めていくという。
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